ラミ、セ界の頂点!ファンとの約束守った13号予告弾
読売ジャイアンツ
◆巨人6−3広島(18日・東京ドーム) ラミレスがついにセ界の外国人選手の頂点に立った。初回1点を先制し、なお無死一、三塁から両リーグ単独トップとなる13号3ラン。通算本塁打を224本とし、ペタジーニを抜いてセ・リーグ最多となった。先発・木佐貫の不調で、じわじわと1点差まで迫られたが、西村健−豊田が無失点でつなぎ、最後はクルーンが3者三振締め。『勝利の方程式』がきっちり決まって4位に再浮上した。20日からは導入4年目の交流戦がスタート。今ひとつ波に乗れない原巨人がパ・リーグ相手に気分一新、上昇カーブを描く。
一塁ベースを回ったところで、ラミレスは2度、ガッツポーズした。
1点を先制した直後の無死一、三塁。初球、真ん中に入った甘いスライダーを、逆らわずに右方向へ打ち返した。「打撃はいつも右方向を意識しているんだ」と普段から話す通りの弾丸ライナーは、両リーグ単独トップの13号3ランとなって右翼席最前列へ飛び込んだ。「早い段階で4点取れたことは、チームにとっても大きかったね」と笑顔で振り返った。
試合の主導権を握る一発は、メモリアル弾にもなった。通算224本塁打とし、セ・リーグ外国人通算本塁打の単独トップに立った。「日本に連れてきてくれたスカウトに感謝したいね。彼がいなかったら、僕は今ここにはいないんだからね」2000年にヤクルトの国際部長としてラミレス獲得に動いた中島国章氏(現・巨人軍国際部参与=55)への感謝の気持ちも忘れなかった。
約束通りの一発だった。この日は自身が企画した「ラミちゃんホームランプレゼント」4月分の当選者10人が、東京ドームへ応援に駆けつけ、左翼ポール際の「ラミレスシート」で声援を送った。試合前の練習では、打撃練習の時間を割いて握手やサインに応じ「今日はホームランを打ちます!」と宣言。“予告本塁打”を実現してみせた。
一発の後は、単打でつなぎ役に徹した。1点リードの8回、2点を奪う攻撃の口火となる中前安打を放ち、チームの連敗を2で止めた。原監督も「効果的に点を取れた」と賛辞を贈った。4日から4番に座り、56打数23安打で打率4割1分1厘、打点16と驚異的な数字を残し、連続試合安打も15に伸ばした。
44試合を終えて借金3と苦しい戦いは続くが、主砲が奮起し、1日で4位に復帰。20日から始まる交流戦を前に、チームは結束した。指揮官は「(交流戦は)大事な、大事な24ゲームです。1試合を大事に戦っていかないと」と重要性を強調した。気持ちも切り替えてスタートを切るチームを、好調を続けるラミ砲が引っ張っていく。
巨人・原監督「相手のエラーが絡んで非常に効果的に点が取れた。(木佐貫が)ピリッとしないから苦しい展開になる。先発陣には力のあるボールを投げてもらわないとね。リリーフ陣? 本来の役割を100%果たしてくれた。(谷は)困ったときは頼むぞ、という場面で応えてくれている。今日勝って、いい形で交流戦に臨めます」
(引用:livedoorスポーツ)