本人もビックリ…4巡目黒田って誰?
阪神から大学・社会人ドラフト4巡目で指名されたシャンソン化粧品・黒田祐輔投手(21)=駒大中退=は19日午後、静岡市内の同社で「ビックリです」と自身も仰天の指名会見を行った。昨年11月の駒大中退後は野球部のない同社で働きながら、母校・静岡高で練習してきた苦労人。サプライズ指名に、夢はでっかく米レッドソックスのエース・ベケットを目標に掲げた。
何と言っていいのか…は、本人にも分からなかった。「うれしいというか、ビックリです」。静岡市内のシャンソン化粧品本社で午後3時半から行われた指名会見。直前まで工場でみっちり働いていた黒田は制服姿のまま、ただただ驚いた。
身長190センチの長身から投げ下ろす150キロ超の直球が武器の本格派右腕。とはいえ、サプライズ指名されるかもしれないと知ったのも、この日になってから。「いつスカウトの方が見に来られているのかも分からなかった」と話すほどだ。
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広島1巡目・篠田 雑草魂でプロに挑む
大学・社会人ドラフトが19日、東京都内のホテルで開催され、広島は愛工大・長谷部の抽選に敗れたものの、外れ1巡目で巨人、オリックスと競合の末、即戦力左腕の呼び声高い日大・篠田純平投手(22)の交渉権を獲得した。「まだ実感はわかないが、早くカープのユニホームを着たい」。学生時代から苦労を重ねた男が雑草魂でプロの世界に挑む。
無数のフラッシュがまぶしかった。この場に立っている自分が信じられなかった。あこがれという言葉では片付けられないほど、果てしなく遠い位置にあったプロの世界-。「本当にホッとしています。1位で指名してもらって感謝しています」。篠田の第一声は満面の笑みとともに発せられた。
3年前まではだれの目にも留まらない存在だった。「あのころから比べれば、何もかも信じられないですね」。前橋商業時代は控え投手として、日の目を見ることはなかった。速球は最速で130キロに満たないほど力がなかった。野球をあきらめようと思っていたとき「鈴木監督に拾ってもらった」と日大へ進学。だが大学1、2年時は公式戦登板はなく、ベンチ入りすらできなかった。続きを読む
楽天島田社長 黄金の左手で長谷部獲り
楽天・島田亨球団社長(42)がまたしても強運を発揮した。5球団の競合となった即戦力左腕、長谷部康平(22)=愛工大=を抽選で射止めた。
円卓に戻ると、野村監督と満面の笑みで握手を交わした。一昨年は2分の1の確率で片山を、昨年は4球団の競合の末、注目の田中を獲得。これで3年連続して、当たりくじを引き当てた。通算戦績3勝1敗の強運の持ち主は「200点満点だと思います。理想通り」としてやったりだ。
幸運だけではない。万全の策を打った結果なのかもしれない。10月3日の高校生ドラフトでは、仙台育英・佐藤の獲得を目指していたが、会場で握手を求めてきたヤクルト古田監督に交渉権を引き当てられた。その反省から誰にも触れないと決めて、抽選に臨んだ。さらに右手で引いて外した反省から、今回は左手に替えたところ、吉と出た。続きを読む
巨人1巡目にビックリ!村田だ「上原2世」
◆大学生・社会人ドラフト(19日) 巨人に「上原2世」が誕生だ。巨人は1巡目で大体大・村田透投手(22)を指名した。東洋大・大場、日大・篠田の抽選を外した後の指名だが、MAX147キロ右腕を即戦力と高評価。希望に胸を膨らませる村田は、同大学の先輩、上原浩治投手(32)への弟子入りを志願した。チームの大黒柱からエース道を学んで、球界を代表する投手になることを誓った。
夢を見ているようだった。あこがれの巨人からの1巡目指名。東洋大・大場、日大・篠田の抽選を外した後の単独入札だが、村田は現実が信じられなかった。「外れ1巡目があるとは思っていなかった。すごくうれしいの一言です」予想していた日本ハムからの指名がなく、3巡目以降と思っていた矢先のサプライズだった。
続きを読むヤクルト1巡目・加藤幹典「工藤2世」だ
◆大学生・社会人ドラフト(19日) ヤクルトから1巡目指名を受けた慶大・加藤幹典投手(22)は会見の冒頭、「やっと進路が決まってホッとしています」と笑みを浮かべた。競合も予想されたが、結果は単独指名。再び慣れ親しんだ神宮のマウンドに立てる喜びを素直に表した。
チームについては「早稲田出身者が多いイメージはあるが、(同じ六大学で)やりやすそう」と好印象を口にした。早期の1軍デビューと先発ローテ入りを目標に掲げ、「優勝したチームにどれだけ自分の力が通用するか試してみたい」と巨人戦、特に大学の先輩である高橋由との対戦を熱望。息の長い選手を目指し、目標とする投手に横浜・工藤の名を挙げた。
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